2009/10/12
「俺はツアーが好きなんだ」とAEROSMITHのギタリストのJOE PERRYは話す。バンドは夏のツアー中の事故が原因で、予定していた全日程がキャンセルになってしまった。キャンセルの原因に関係のないPERRYは少々不満のようだ。彼は5枚目のソロ・アルバム『HAVE GUITAR, WILL TRAVEL』の発売に向けビルボードのインタビューの中で、「今年の秋の自分のツアーのために、バンドといっしょに移動するためのバスを購入した」と話した。「電気のある場所ならどこでも、俺たちは出向くぜ」と話す。
『HAVE GUITAR, WILL TRAVEL』はPERRYのホーム・スタジオのTHE BONEYARDでレコーディングされた。長年いっしょにやってきたミュージシャンたちに加え、ドイツの若きシンガーのHAGENが初めて参加している。「俺の妻がYOUTUBEで彼を見つけたんだ。俺たちは彼にチケットを送って、そして参加してもらった」とPERRY。「彼は素晴らしいシンガーだ」。ハード・ロック・バラードの「DO YOU WONDER」からソフト・タッチの「WE'VE STILL GOT A LONG WAY TO GO」や「SOMEBODY'S GONNA GET」、そして、PERRYの憧れのGENE VINCENTにトリビュートしたロカビリー調の曲まで、アルバム全体にPERRYの素晴らしいギタープレイが散りばめられている。
AEROSMITHに関しては、PERRYは慎重に「俺が最も懸念しているのはファンに対する影響だ。俺たちはファンがいるから存在している。俺たちには大きな責任がある。ファンがいることが当たり前だと思うことは間違いだ。ここ2、3年の間にAEROSMITHの中で起きている問題は、この考えがあるためだと思う。俺はバンド全員がそうだと言っているわけじゃないが、現時点では他の4人のメンバーは5番目のメンバーが再びいっしょにやろうと決めて戻ってくるまでしばらくの間プレイしたくないと思っているだけだと思うよ」と語った。
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